お客様の疑問お答えしますのコナー(カラー編)

こんにちは!片桐です!


お客様の疑問お答えします。

そうなぜなら私は美容師だからです!

日々遊んでいるわけではございません。



髪の毛、日々の手入れ、薬剤に関して

美容師さんには聞きずらいけどなーという事などを

営業でのお客様との会話で出た事を中心の内容にしたいと思います。



まずは良く話がでるこちら



もう白髪染めした方が良いですか?


特に女性のお客様は気にされているのではないでしょうか?

白髪は髪の毛の中にあるととても目立ちます。

表面や顔周りに数本あるだけでとても気になりますね。

そこでそもそも白髪を染めるため種類は一体何があるのか?

また、その違いは?

という事を私の知っている範囲で書いていきます。



白髪染めの種類

①アルカリカラー(酸化染毛剤)

②酸性カラー(酸性染毛剤)

③ヘナ

④ヘアカラートリートメント

⑤ヘアマスカラ(一時染め)


などが挙げられれるかと思います。

では一つずつどのような違いがあるか書いていきます。



①アルカリカラー(酸化染毛剤)

アルカリカラーは多くの方が美容院やご自宅でされているカラーの種類になります。

髪の毛を明るくしながら色味をいれていく事が出来るカラーになります。

白髪染めとオシャレ染めは違うの?

という事に関しては一言でいうと同じです。

アルカリカラー(酸化染毛剤)という種類です。



でも白髪染めとオシャレ染めの違いは?

というと染料が違います。

白髪染めは白髪に色を入れるために茶色の染料が多く含まれています。

オシャレ染めは色味が多く含まれています。


例)白髪染め    茶色 7 + 色味(赤とか青とか紫とか) 3

 オシャレ染め   茶色 3 + 色味(赤とか青とか紫とか) 7


毛髪に染めると発色の違いがあります。

白髪染めは茶色の染料が多いため彩度の高い色がでずらくなっています。

また明るくしたい時も茶色の染料が多く毛髪に残っているため明るくなりずらいです。

オシャレ染めは色味が多く含まれているため鮮やかな色を出す事ができますが、

白髪に対しては薄っすらと染まる程度になります。



白髪染めというのは名称をわかりやすくしてカラー剤を混ぜる手間を

省くため予めに作られているだけになります。


メリット

・色のバリエーションが豊富

・明るくする事ができる

・色持ちがいい


デメリット

・髪の毛にダメージがでる

・頭皮に負担がかかる

・ジアミンがかぶれの原因になる事がある




②酸性カラー(酸性染毛剤)

酸性カラーはヘアマニュキアとも呼ばれます。

髪の毛の表面に帯電しているイオンに結合して染色します。

髪の毛は濡れている状態だとマイナス(ー)のイオンを持っておりますが

マニュキア(ー)が毛髪に触れると毛髪がプラス(+)のイオンになり染料が吸着する

しくみになっています。



アルカリカラーとの違いはメラニン色素を分解する事ができないので髪の毛を明るくする事はできません。

白髪は白いのでマニュキアの色がきれいに見えてきますが、

黒い髪の毛では色がわかりません。

地毛をいかして白髪を染めたい方、

ほんの少ししか白髪がなく軽くカバーしたい方もおすすめします。



メリット

・髪の毛のダメージが少ない

・ハリコシがでる

・お肌の弱い方でも使用できる(頭皮に付けないように染めるため)


デメリット

・髪の毛が明るくならない

・根本ぎりぎりは染まらないため白髪が気になるのが早い

・黒髪では色が見えない



③ヘナカラー

ヘナカラーとはヘナの葉を乾燥させた物を用いてする天然ハーブ100%で染めるカラーという認識でしょうか?

天然成分のみで出来ている物もあれば、ヘアカラーに使うジアミンという成分が含まれた物もあります。ヘナと書いてあるから皮膚や髪に優しいという商品ばかりではありませんよ!



メリット

・ツヤ、ハリコシがでる

・肌の弱いデリケートな方でも白髪を染められる

・ツンとした刺激臭がない

・頭皮のクレンジング効果がある



デメリット

・選べる色が少ない

・植物アレルギーを起こす可能性がある

・ヘナの草の臭いがする

・髪を明るくすることができない

・パーマがかかりにくくなる


ヘナカラーをするとハリ、コシを感じる理由は

ケラチンというたんぱく質が髪につく事で髪の毛が硬くなり

それがハリ、コシを感じるという事になります。

またパーマもかかりずらくなる理由としてヘナカラーをする事で強酸性に毛髪がなります。

従来髪の毛は弱酸性となります。



パーマをかける場合アルカリ領域にてパーマをかけます。

酸性からアルカリに毛髪をするためパーマ液の力が強い物を使用

しなくてはいけなくなります。

強いパーマ液を使用してかけると髪の毛がごわごわとした手触りに感じるようになる事もあります。

かかりずらいというのは、本来ヘナを使用していなければもっと弱いパーマ液でパーマをかける事ができたかも知れないという事になります。

ヘナカラーをされる場合はメリット、デメリットを理解した上でされる事をおすすめします。




④ヘアカラートリートメント

光で染まるカラーや利尻昆布ヘアカラートリートメントなどがあります。

お家で手軽に染められる、ダメージしないというのがメリットですかね。



光で染まる白髪染めは硝酸銀を使用していて光でダークブラウンに発色します。

白髪が変化したわけではなく付着した硝酸銀が光に反応して色が変わります。

問題点は家で同じ物を使い続ければ問題ないですが

サロンでアルカリカラーやパーマをした場合、

なんと髪の毛が緑になります。

事前にそうならないようにする方法は1つ、使用しないという事だけになります。



利尻昆布ヘアカラートリートメントは髪の毛に吸着して色が見えてきます。

ヘアマニュキアようなイメージですかね。



メリット

・髪、お肌に優しい

・手軽にできる

・時間が短い

・価格が安い


デメリット

・白髪にしか染まらない

・明るくならない

・美容室でアルカリカラーやパーマができない事がある

・カラートリートメントの色を剥がすことはできない




⑤ヘアマスカラ(一時染め)

一時的に白髪をカバーするタイプでシャンプーすると落ちてしまいます。

美容院に行く時間などがなくその間気になる時にお家で使用する物になります。

スティックタイプやスプレータイプの物があります。




まとめ

白髪を染めるというのは様々な方法があります。

白髪を完璧にカバーしたい方もいればある程度目立たなければいい方、

また人によって白髪の量が変わりこの白髪の量はヘアカラーをするにあたりとても重要になります。この白髪の量により同じ色味でもまったく違う色に仕上がります。


そして一番大事なのは素敵に見えるか?


という事かなと私は思います。

何のためにカラーするのか?

カラーをする事でより素敵になりきれいに見える。

その方のライフスタイルが髪の毛によってストレスにならないようになる。

なんていう事もその方がきれいでいれる事の1つであると思います。



後は信頼できる美容師さんと相談する事も大事かと思います。

お気軽にご相談下さい!

あと美容室によって取り扱ってない物もありますしね!






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